ヨガの恩恵

ヨガインストラクター yoka

開脚前屈の動きを妨げる原因~その②腰痛とお尻

わたくしごとですが、わたしは15年間、腰痛と共に生きてきました😵

いろいろな治療は試みましたが完全には治っていません。おそらく一生上手く付き合っていくしかなさそうです😢

腰の痛みは今はもう感じませんが、腰や骨盤やお尻周辺の筋肉の硬さ、コリはいまだにあります。

わたしのように、腰痛がある方はお尻の筋肉が硬くなります。股関節は骨盤の窪みの中に大腿骨がはまっている部分で、あらゆる方向に動かせるように、大腿骨と仙腸関節と寛骨を繋ぐ大小様々な筋肉がたくさんついています。腰(緑の部分)を痛め、動きが悪くなると、そのすぐ下にある、寛骨(白の部分)と仙骨(オレンジの部分)のつなぎ目である仙腸関節の動きも悪くなります。(寛骨と仙骨仙骨の下の小さい逆三角形の尾骨を合わせて骨盤と呼ばれています)

 

f:id:yokamew:20200611102537j:plain

寛骨(白)や背骨(緑)の動きをサポートしている、仙骨(オレンジ)の動きが悪くなると、寛骨や仙骨を起点として大腿骨へと繋がっているたくさんの筋肉の動きが制限されたり、引っ張られて伸びた状態が恒常的に続いたりすることで硬くなります。

筋肉は硬い状態ですと鍛えられませんのでますます衰え、日常的に使えなくなり、より一層硬くなっていきます。

この筋肉は体の部位でいうとお尻全体になります。お尻が硬いとその硬い筋肉が邪魔をして足が外側に開きにくくなり開脚の角度が狭くなります。倒れるときも、硬いお尻の筋肉が後ろから引っ張るため前に倒れにくくなります。

 

わたしの場合は、腰痛→お尻の硬さ、でしたが、その逆もあります。

もともと腰痛のない方でも、お尻の筋肉の衰えにより骨盤を支える力が弱り、骨盤が倒れぎみになり、その重みが腰にかかり、腰痛を引き起こす、ということもあります。

 

いずれの場合も、関節の動きの悪さのせいで使いずらくなったり、弱ったりした筋肉が硬くなり、開脚前屈の動きを妨げる原因になっています。

 

「柔軟な股関節を作るヨガ~魔法のyokaメソッド」はこれらの筋肉を無理なくほぐして鍛え、みなさまにはヨガを楽しんでいただき、気づいたときには自然と股関節の柔軟性が高まっている、そんなレッスンです♫